ブラジルで働くデータサイエンティストのブログ

ブラジルでデータサイエンティストしてる僕の日記。データサイエンスネタは多分書かない。

ブラジルで就職した外国人の体験記を読んでみたい

 僕はデータサイエンティストとして就職し、現在もメディカル系のベンチャーで働いている。

就活というのは大げさだが、僕の就活記事はこれ。

marubontan.hatenablog.com

 

僕の就活は完全に結婚によるパーマネントビザとデータサイエンティストとしてのスキルに依存したものだった。

 

そうなると、少し気になるのは、他のブラジルで就職した人はどうやったの?ということだ。

 

どんなものであっても、自分の経験を元に考えていくことは大切ではあるのだが、それだけでは視野が狭くなる。他の人の例も積極的に知っていきたい。

 

というのも、僕は、この国での外国人の就業は簡単ではないと思っている。ブラジル人のほとんどは英語を解さないので大抵の場合はポルトガル語が必須。そのポルトガル語ができたところで、大抵の企業にとって外国人を積極的に採用する意味はない。

 

『選ばなければ職はいくらでもある』という根性論はブラジルで暮らす外国人には通用しにくいように思える。職を選ばなければ、月給は10万円以下。地域や親族と密に結びついたブラジル人であれば相互扶助でそれでもどうにかなるのだろうが、外国人はそうではない。地域に根ざした相互扶助が得られず、国内におけるコスト安なライフハックを心得ていない外国人の生活は、平均的なブラジル人の生活よりもコスト高になりやすいだろう。

 

そうすると、僕が想像できる、ブラジルにおける就活ルートは以下のようになる。

 

  1. ブラジルでの大学を卒業し、就職(長い時間をかけて、ほぼブラジル人と同じルートを歩むパターン)
  2. スキルを用いて就職(就職しやすいスキルを用いて就職するパターン)
  3. 自国とのつながりを用いて就職(語学学校や、自国への留学支援系の職につくパターン)

 

世界は広いので実際には様々なルートがあるのだろう。視野を広めていきたい。