ブラジルで働くデータサイエンティストのブログ

ブラジルでデータサイエンティストしてる僕の日記。データサイエンスネタは多分書かない。

仕事をするのに必要な英語ライティングで役立った本

仕事でずっと英語を使用している僕が、取り組んでおいて良かった英語参考書を紹介したい。
今回はライティング。

僕の英語力

参考書を紹介する前に簡単に僕の英語力について触れる。
僕は現在、ブラジルのベンチャー企業でデータサイエンティストとして働いている。現地語であるポルトガル語はほぼ話せないので職場では英語のみを使用している。

人からは『アドバンスレベルの中間くらい』と言われるが、それがどんなものなのかは良くわからない。

感覚的には、『全てがスムーズに行くわけではないが、英語力で困る場面はない』くらいの認識だ。
以前、別の記事に『英語で働く』ってどんな感じなのかを書いたのでそっちも読んでほしい。

marubontan.hatenablog.com

仕事でやっていける英語ライティング力

実際、仕事で英語を使用していく際に困らないレベルの英語ライティング力とはどんなものなのか?

まず、どんなものでもそうであるが、レベルというものは高ければ高いほど良い。

英語ネイティブの知識人レベルの英語が書けるなら勿論それのほうが良いわけだ。

この記事では、その辺のことは触れない。

『このレベルでもどうにかなってるよ』って辺りで書いていく。

その前提の下だと、結論は非常に簡単だ。

日本の高校レベルの文法、表現を『きちんと』使えれば、困らない。

正確に言うなら、少なくとも僕は全く困ってない。

別の記事にも書いたが、僕の英語力の大部分は大学受験のための勉強がベースだ。

特に、リーディング、ライティングについてはその頃の学習が大きく活きている。無論、毎日使っていくなかでより洗練されていっているのであろうが。

ゆえに、僕は、仕事で使っていくなかで困らないレベルの英語力については、日本の高校レベルの知識が非常に大切だと思っている。

参考書の紹介

『仕事で使っていくなかで困らないレベルのライティング力』を考えたとき、僕の思う一番効果的だった本はこれだ。

大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編
大矢 復
ピアソン桐原
売り上げランキング: 5,359


大学受験向けの本で、英作文を扱っている。
この本の特徴は以下の通り。

1. 見開き2ページで一つの項目を扱っている
2. 文法に応じた項目分け
3. 難易度が高くない
4. 量が多くない
5. CD付き
6. 本文で扱われている例文集付き

色々書いたが、一番大きい特徴は、『楽に基本的なことを網羅できる』ってところだ。

英作文に必要なレベルの文法を軸に項目が構成されており、難易度も高くない。
とにかく、楽だ。

英語に熱心な人からすると物足りなさを感じるとは思うのだが、『仕事で使っていくなかで困らないレベルのライティング力』ってのを考えると僕はこのラインでどうにかなると思っている。もちろん、別で単語力というものは絶対に必要ではあるが。

同じ作者が、語り口調で別の本も出しているのだが、個人的には冗長に感じて少し面倒くさかった。

項目ごとの独立性が高く、単調に進められ、ポイントが分かりやすいこの本は非常に重宝した。

ライティングで大切なこと

個人的な感想になるが、仕事でどうにかやっていけるレベルのライティングで大切なことは『無理をせず、当たり前のことを当たり前に書く』ことだと思っている。

中学高校でならったレベルの癖のない表現、当たり前の文法を、無理をせずに使っていく。

それで大体はどうにかなる。もっとも、観測範囲内での話だし、僕のいる国は非英語圏なので、誰にでも言えるのかは知らない。