ブラジルで働くデータサイエンティストのブログ

ブラジルでデータサイエンティストしてる僕の日記。データサイエンスネタは多分書かない。

ブラジル人の勉強方法がわからない

僕がブラジルに来て最初にしたことは本屋の確認だった。

ブラジルで結婚して働くことはその段階ではまだ可能性の一つでしかなかったけれど、本屋の本のラインナップを見ればこの国での技術的な流行とかもつかめると思ったからだ。(僕の職業はデータサイエンティスト)

結論から言って、なにもわからなかった。

いや、本当に、なにもわからなかった。

まず、サンパウロの1番大きい本屋を訪ねても、技術書がほとんどない。というか、学術書もない。

これは以前撮ったサンパウロで一番大きい本屋の数学書エリア。これで全部。
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売ってないだけなのか存在すらしてないのかを適当に調べてみると、有名どころの洋書でも現地語であるポルトガル語に翻訳がされていない。まぁ、多少はされてる物もある。多少は。。

もちろん、学術関係やらは専門の流通ルートがあるのかもしれないが、一般に出回ってる量が本当に切ない。

当初の疑問は『ブラジルでの流通の技術は何か?』、つまり、『何』を知りたかったが、こうなると疑問は変わってくる、『ブラジル人はどうやって勉強してるのか?』。

ポルトガル語の本がない中で、つまり、教材が存在しない中で勉強を進めるのはハードすぎる。

結構な人数にこの質問をしたところ、大まかに三種類の回答が返ってきた。

『ブラジル人は勉強しない。』、『学校で配られる教材を使う。』。そして、『何かをやるなら英語で読む。』。

この回答は個人的にはわかりやすい。どの国でも、全く勉強しない層、学校の勉強くらいはする層、自主的に勉強をする層がいる。

とはいえ、『学校で配られる教材を使う』と『何かをやるなら英語で読む』の間の難易度のギャップ、でかくないか??

自主的に何かをスタートする時に英語が使えることは前提??

時間をかけてこの辺は調べていきたい。