ブラジルで働くデータサイエンティストのブログ

ブラジルでデータサイエンティストしてる僕の日記。データサイエンスネタは多分書かない。

iPhoneは見かけない

日本に住んでいたときは誰もがiPhoneを使っていた。右を見ても左を見てもiPhone、中高生の様な若い世代だと特にiPhone人気だったように記憶している。

僕個人はどちらかと言えばAndroid派なのだが、iPhoneAndroidで使用感に大きい違いは感じなかったので、iPhoneの人気は少し過度に過ぎると感じていた。スマートフォンが出だした頃なら端末差やOS差もあったし、人気が偏ることも分かるが、現在なら、よほど変な端末を買わない限り、どれもよく動いてくれるだろう。その状況でそこまで人気が偏るのも少し不思議な話だ。

ブラジルではiPhoneはそこまで頻繁には見かけない。これまた、データに基づかない、適当な観測範囲内での話ではあるが。

ブラジルで見かけるのは基本的にはAndroidだ。
お賃金が良いビジネスエリアやそこそこ高級店の入ってるショッピングセンターならiPhoneも見かける。

理由は恐らく簡単で、iPhoneは高い。Androidは安い。

Androidの最新が買える値段で買えるiPhoneは2つ3つ前のバージョン。それでもAndroidの方が安かったり。

ブラジルで携帯回線と端末の抱き合わせ商法がどれだけ一般的なのかは良くは知らないが、体感、回線と端末を別に買うほうが多い気がする。

そうなると、高い端末料金は値段の高さ、差というものがわかりやすいわけで、平均月収六万円のこの国ではiPhoneはなかなか厳しい。

そういった賃金状況の中で上手くやってるように見えるのはSamsungだ。廉価版のシリーズを展開している。
僕の記憶が正しければ、日本で売られていたGalaxyはSシリーズだったと思う。ブラジルでは、AシリーズとJシリーズがある。どちらも廉価版で値段が抑えられている。

たしかiPhoneも廉価版はあったはずだが、個人的には印象が薄い。それに、きちんと調べてはいないのだが、廉価版であっても大体のAndroidより高い印象だ。

そんな感じでブラジルでは日本ほど頻繁にはiPhoneを見かけない。
治安を考えたときに、平均月収以上の携帯を常に片手に持つのは強盗やらなんやらが怖いと思わなくもない。