エンジニアとしての副収入に対する僕の考え方
エンジニアの副収入に関する記事や意見というのは様々ある。僕自身も多少は副収入があるので簡単に副収入に対する意見を書いてみようと思う。
個人的に、エンジニアの副収入、それに繋がる行動に対して僕は全面的に肯定、賛成なので、僕自身が感じているメリットを列挙していきたい。
ここでは前提として、副収入は、プライベートで、何かに属することなく、ある程度、技術に絡んだもので、得られているものとする。
1. 副収入でおかずが一品増える
当たり前だけど、副収入ってお金なので、簡単に毎晩のおかずを一品増やすことができる。額が大きければおかずじゃなくて車が一台増えるのかもしれないが、ポイントはとりあえず、お金が増えるってこと。
2. ポートフォリオになる
全部が全部というわけではないが、自分の職業分野に関連したもので副収入を作っているのであれば、それがそのままポートフォリオになる。転職、就職においてこれは便利。僕の場合は海外就職だったので、これは特に大切だった。
3. 思わぬところで人との結びつきができる
アウトプットを出し続けていれば、それに関して何かしらの声は結構かかる。そこでできる人の輪は面白い。時折、明らかに変なアプローチが来たりもするが、そこは無視して問題ない。
4. 新しいものに取り組んでいくモチベーションになる
何か新しいものを始める時、心につきまとう邪魔な感情がある。それが、『これ、役に立つの?将来使うの?』ってやつだ。
わずかながらでも現金化する、もしくはその可能性があれば、この心のハードルを超えやすくなる。
5. 家族からのプライベートの時間の使い方に対する理解を得やすい
個人的に、もっとも大きいメリットがこれ。エンジニア職(僕の場合は正確にはデータサイエンティストだが)はプライベートでも結構勉強する人、もしくは、趣味として技術系の何かと日常的に向き合う人が多いだろう。
結婚なりなんなりをすると、個人の時間の使い方というのは完全に個人のみで決められるものでもなくなる。これは結婚のみならず、同棲や交友に関しても同じことが言えるだろう。
そうすると、ある程度は、仕事外の時間での勉強や技術系の趣味への取り組みに対する理解を得ておくと人間関係を良好にしやすい。
無論これらは、話し合いや諸々で、築いていけるものなのだが、お仕事以外の取り組みで収入があると、この理解を得られやすい。(と僕は思っている。)
仕事以外での取り組みを活かした収入というのは目に見える形で、その仕事以外での取り組みの価値を示してくれる。それが、お小遣いレベルの収入でも、目に見える成果というのは大切。
個人的な意見として、理解や尊重とは、話し合いやらで共に築いていくものであると同時に、わかりやすい形で勝ち取っていくものだと思っている。
わずかながら副収入のある自分が感じている副収入のメリットはこんな感じ。個人的に一番大きいのは5番目、家族からのプライベートの時間の使い方に対する理解を得やすいってやつ。